名義が自社でないと起きること
- 制作会社を変えにくい: ドメインを移すのに、元の制作会社の協力が必要になる
- 制作会社が廃業・連絡不能になると止まる: 更新されずにドメインが失効し、ホームページもメールも使えなくなる
- 解約時にドメインを返してもらえないことがある: 名義が相手にあると、自社のものだと主張しにくい
ドメインは、長く使うほど検索の評価や取引先の登録情報が積み上がる、会社の資産です。取得の作業を制作会社に任せても、名義は自社にしておくのが基本です。
自社の契約を確かめる
| 確認すること | どこで見るか |
|---|---|
| ドメインの登録者(名義) | ドメインを登録している会社(レジストラ)の管理画面。分からなければ制作会社に確認する |
| ドメインの有効期限と自動更新 | レジストラの管理画面。支払いのカードが期限切れになっていないかも見る |
| サーバーの契約者と支払い | サーバー会社の管理画面と請求書 |
| 管理画面のログイン情報 | 誰が持っているか。退職者や制作会社だけが持っていないか |
| 更新のお知らせメールの届け先 | 実在し、誰かが読んでいるアドレスか |
更新忘れによる失効
ドメインは 1 年ごとなどの更新制です。更新を忘れると、ホームページが表示されなくなり、そのドメインのメールも届かなくなります。期限が切れてからしばらくは元の持ち主が取り戻せる期間がありますが、それを過ぎると誰でも取得できる状態になります。
- 自動更新を有効にする
- 支払いのカードの期限を確認する: 自動更新でも、カードが切れていれば更新されない
- 更新のお知らせが届くアドレスを、退職者や制作会社の個人アドレスにしない
使わなくなったドメインの危険(ドロップキャッチ)
手放したドメインを第三者が取得し、別の目的に使うことを「ドロップキャッチ」と呼びます。JPRS(.jp ドメインの管理団体)も注意を呼びかけており、2026 年には自治体が、過去に使っていたドメインを第三者に取得されたと公表した例もあります。
- 古いホームページへのリンクや検索の評価が、無関係なサイトに流用される
- 取引先が古いアドレス宛てに送ったメールを、第三者に受け取られるおそれがある
- 会社の名前を使った偽サイトや詐欺に悪用される
社名変更やリニューアルで古いドメインを使わなくなっても、すぐに手放さず、数年は更新を続けて新しいアドレスへ転送しておくのが安全です。名刺・パンフレット・取引先の登録情報に古いアドレスが残っているあいだは、特に注意が必要です。
制作会社に依頼するときの決めごと
- 1ドメインとサーバーは自社の名義で契約する(取得の作業を代行してもらう場合も)
- 2管理画面のログイン情報を自社でも保管する
- 3解約・乗り換えのときの引き継ぎ方を、契約前に確認する
Co-Craft では、ドメインの取得を代行する場合もお客様ご本人の名義で登録します。将来、別の制作会社に移る場合も、ドメインはお客様の資産として残ります。
よくあるご質問
- ドメインの名義が制作会社になっていました。どうすればよいですか?
- まず制作会社に、名義を自社に変更してもらえるか相談してください。レジストラによって手続きは異なりますが、登録者の情報変更や、自社のアカウントへの移管で対応できることが多いです。
- 制作会社と連絡が取れなくなりました。
- ドメインの登録先のレジストラを調べ、名義や有効期限を確認してください。名義が自社であればレジストラで直接手続きできます。制作会社の名義の場合は、レジストラに状況を相談し、失効する前に手を打つ必要があります。
- 古いドメインはいつまで持っておくべきですか?
- 決まった期間はありませんが、古いアドレスへのリンクやメールの送り先が残っているあいだは、更新を続けて新しいアドレスに転送しておくのが安全です。数年は持っておくことをおすすめします。
- サーバーも自社の名義にすべきですか?
- はい。サーバーの契約が止まると、ホームページもメールも止まります。ドメインと同じく、自社の名義で契約し、支払いと管理画面のログイン情報を自社で把握しておくのが基本です。
- ドメインの更新料で気をつけることはありますか?
- 取得の初年度だけ安く、2 年目からの更新料が高くなるものがあります。取得するときは、初年度の料金だけでなく更新料も確認して選んでください。
1
2
3
4
5
関連ページ
