ホームページ制作・Web 開発ガイド

WordPress vs Wix vs STUDIO | 2026 年版・どれを選ぶべき?

ホームページを作る選択肢として WordPress・Wix・STUDIO の 3 つがよく比較されます。それぞれ得意分野が違い、選択を間違えると数年後に後悔することも。本記事で 8 つの観点から徹底比較します。

更新 2026/09/046
01

3 つのツールの概要

  • WordPress: 世界のサイトの 43% で使われる老舗 CMS。プラグインで何でもできる反面、設定・保守の知識必要
  • Wix: ドラッグ&ドロップで作れるノーコードツール。簡単だがプラットフォーム依存度が高い
  • STUDIO: 日本発のデザイン重視ノーコードツール。Figma 風 UI で美しいサイトが作れる

それぞれ「自由度(WordPress)」「簡単さ(Wix)」「デザイン性(STUDIO)」が強み。自分の優先事項で選ぶことが重要です。

02

「Wix Studio」と「STUDIO」は別物です(名前の混同に注意)

検索でよく混同されますが、「Wix Studio」と「STUDIO」はまったく別のサービスです。似た名前のツールが並ぶため、まず整理します。

名称提供元位置づけ
Wix(Wix Editor)Wix(世界最大級)従来からのノーコード。ドラッグ&ドロップで初心者向け
Wix StudioWix2023 年公開のプロ(制作会社・フリーランス)向け新エディタ。従来 Wix の上位版
STUDIOSTUDIO 株式会社(日本)日本発のデザイン重視ノーコード。Figma 風 UI・国内サポート
  • Wix Studio の特徴: カスタム CSS、ボックスレイアウトによる自動レスポンシブ(PC/タブレット/スマホを一度に設計)、複数サイトの一括管理、チーム協働ワークスペース、AI 補助。従来 Wix より自由度は高いが、その分ボックス配置など習得コストは上がる
  • STUDIO(日本)の特徴: コードを書かず Figma のような感覚でデザイン。国内事例・日本語サポートが厚い一方、コードやデータの書き出しは不可
  • 名前が似ているだけで別会社・別ツール。「studio wix 比較」で探している方は、まず『Wix のプロ版(Wix Studio)』を見たいのか『日本の STUDIO』を見たいのかを分けて考えるのがコツ

本記事は主に WordPress / Wix / STUDIO(日本) を比較します。Wix Studio を検討中の方は、以降の表の「Wix」の評価が概ね当てはまりつつ、デザイン自由度は高め・学習コストはやや高めと読み替えてください。

03

費用比較

項目WordPressWixSTUDIO
初期費ドメイン代のみ (約 1,500 円/年)0 円0 円
月額 (基本)サーバー代 500〜2,000 円1,500 円〜0 円 (Free) / 980 円〜 (有料)
有料テーマ5,000〜30,000 円 (任意)不要不要
プラグイン0〜数万円アプリ追加で別途0
年間総額 (個人用)1〜3 万円2〜5 万円0〜2 万円
年間総額 (ビジネス用)3〜10 万円5〜10 万円1〜5 万円
04

自由度・拡張性

観点WordPressWixSTUDIO
デザイン自由度◎ 完全自由○ 制限あり◎ デザイン重視
機能追加◎ プラグイン無数○ アプリで追加△ シンプル機能のみ
独自機能開発◎ コード追加可× 制限多い△ 限定的
EC 対応○ WooCommerce○ 標準対応× 別ツール必要
他システム連携◎ ほぼ何でも△ 限定的△ 限定的
将来の移行◎ 移行容易× 移行困難△ 一部移行可
05

難易度・学習コスト

  • WordPress: 学習時間 60〜150 時間。サーバー設定・テーマ選び・プラグイン管理・セキュリティ対応すべて必要
  • Wix: 学習時間 10〜20 時間。直感的だが「思った通りにならない」もどかしさはある
  • STUDIO: 学習時間 20〜30 時間。Figma 経験者なら短時間で習得可能、デザイン基礎は必要

「とにかく早く立ち上げたい」「IT に詳しくない」なら Wix。「デザインこだわりたい」なら STUDIO。「将来拡張したい・本格運用」なら WordPress、というのが基本的な選び方です。

06

SEO 対応

  • WordPress の SEO: Yoast SEO や RankMath プラグインで強力に。サイト構造から細かい制御まで可能
  • Wix の SEO: 以前は弱点だったが現在は基本対応済み。ただし細かい調整は制限あり
  • STUDIO の SEO: メタタグ・OGP・サイトマップ生成は標準対応。構造化データやページ速度面は向上中

SEO で勝負したい・年商 1,000 万円以上を目指すなら WordPress 推奨。ただし設定知識必要なので、自信なければプロ依頼が現実解です。

07

セキュリティ・運用負担

観点WordPressWixSTUDIO
セキュリティ更新自分で対応 (月 1 回)自動 (Wix 側)自動 (STUDIO 側)
バックアップ自分で対応自動自動
障害対応自分で対応Wix 側STUDIO 側
プラグイン管理必要不要不要
脆弱性リスク高 (定期更新必須)
乗っ取りリスクあり (放置厳禁)ほぼなしほぼなし

WordPress は強力だが「公開して放置」は厳禁。月 1 回はプラグイン・本体の更新が必要。これを怠ると数年で乗っ取られて踏み台にされるサイトも珍しくありません。

08

Co-Craft はどれを選ぶ?

Co-Craft では案件ごとに最適なものをご提案します。

  • WordPress: 中規模コーポレートサイト、ブログ多用、SEO 重視、将来拡張予定
  • STUDIO: スタートアップ LP、デザイン重視、ブランドコーポレートサイト
  • Wix: 小規模事業者で完全自己運用、技術知識ほぼゼロ
  • Next.js (Co-Craft オリジナル): 高速ページ・複雑な業務ロジック・完全カスタマイズ

「WordPress に決め打ち」「STUDIO 一択」というスタンスを取る制作会社は要注意。お客様の事業規模・運用体制・予算に合わせて選定するべきです。

Q&A

よくあるご質問

1
「Wix Studio」と「STUDIO」は同じものですか?
いいえ、別物です。Wix Studio は Wix(世界最大級のノーコード)が 2023 年に公開した制作会社・フリーランス向けの新エディタで、従来 Wix の上位版という位置づけです。一方 STUDIO は日本の STUDIO 株式会社が提供するデザイン重視のノーコードツールで、名前が似ているだけの別サービスです。
2
WordPress と Wix、初心者ならどっち?
完全初心者なら Wix。WordPress はサーバー設定・プラグイン管理など覚えることが多く、学習に時間がかかります。Wix で慣れてから WordPress に移行という流れもあります。
3
STUDIO は本当に SEO に強いですか?
基本対応は十分。ただし「中規模以上のサイト・キーワード上位狙い」には WordPress の方が有利。STUDIO は美しいランディング系サイト向きです。
4
WordPress でセキュリティ事故を起こさないコツは?
①プラグイン・本体を月 1 回更新、②使わないプラグインは削除、③管理画面のパスワードを強固に、④wp-admin への IP 制限、⑤自動バックアップ設定。Co-Craft 保守プランで対応します。
5
STUDIO の有料プランは必要ですか?
ビジネス用途なら有料推奨。無料プランは STUDIO ロゴが表示され、独自ドメイン使用不可。月 980〜2,980 円で本格運用できます。
6
後から別のツールに移行できますか?
WordPress → 他: 比較的容易 (データエクスポート可)。Wix → 他: 困難 (実質作り直し)。STUDIO → 他: 一部可能だがデザインは再制作必要。最初の選択が重要です。

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